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海南海草 赤旗読者ニュースから(「さいか飛びある記・続編)


「赤旗」読者ニュースなどから
by kainankaisou
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「牧水」と海南

「牧水」と海南

2月26日に教育退職互助会の懇親会がきみの町のかじか荘で開かれました。海南市歴史民俗資料館の館長をなさっている野田泰生先生が「(若山)牧水が訪れたころの海南」というテーマでお話しをしてくれました。

 牧水は「幾山河超えさり行けば寂しさの終てなむ国ぞ今日もたびゆく」などの歌で知られている大正期の詩人です。大正7年、牧水は奈良から那智山への旅の途中、きみの町動木の石本喜十郎(野上草夫)さんのお宅に逗留したのでした。お酒を飲んで路銀が足りなくなってお金を借りに寄ったのだともいわれます。

 奈良から和歌山線で今の和歌山市駅まできた牧水は、市電にのったのですが、その市電は黒江が終点だった。そこで人力車で栄え通りを通って野上電車に乗って動木まで行った。ちなみに黒江から日方(野上電車乗り場)まで市電が開通したのは牧水が来てから一か月ぐらい後のことだそうです。豊富な資料を使った野田先生の話しは大変興味深いものでした。

  旧交をあたためる大変楽しいあつまりになりました。

日本共産党生活相談所長 雑賀 光夫



# by kainankaisou | 2024-03-14 10:02

自民(二階氏)との対決で楠本文郎さんを

総選挙「二区」

自民(二階)との対決で楠本文郎さんを

生活相談所に「和歌山二区から立候補」と楠本文郎さんのビラがおかれています。次の総選挙は、和歌山市・岩出市・紀の川市が「一区」、海南海草は紀中、紀南地域とともに「二区」になるんだそうです。そこで自民党候補は、二階俊博氏。すでにポスターが張り出されています。それに立ち向かうのは御坊市から県会議員で出ていた楠本文郎さんです。

二階氏が国会をめざしたころ、「政治に新風を、故郷に活力を」と語る二階氏には新鮮味もありました。あれから40年。金権政治を代表する政治家になってしまった。

いま、自民党のパーティ券・裏金問題が大問題です。自民党の使途不明の政策活動費が379億円。二階氏が最多の50億円を受け取っていた。

そのうち3500万円が「本代」だと聞いたとき、「そんなに読めるはずもないのに」と思いました。なんと「読むための本」でなく、「ナンバー2の美学 二階俊博の本心」など自分を美化する本を書かせて、それを買い取って配るお金だというのでまた呆れました。

 楠本さんは、県会定数1の御坊市(二階氏の地元)で二階氏の秘書をしてきた県会議員を破って当選するという快挙を果たした方です。先の県議選挙は残念でした。リベンジの総選挙です。ワクワクします。

日本共産党生活相談所長 雑賀 光夫



# by kainankaisou | 2024-03-14 10:01

山田太一さんと高校の先生たち

山田太一さんと高校の先生たち

   「職員室」の演劇をめぐって

2月10日の朝日新聞和歌山版です。「『職員室』の議論 今できてるか」という記事が目につきました。1984年、荒れる学校での生徒指導のありかたをめぐっての職員会議での議論をテーマに、山田太一脚本のテレビドラマ(「職員室」)がNHKで放映されたそうです。

その10年後、和歌山で高等学校教職員組合の先生たちが、「このドラマを舞台演劇にしたい」と山田さんのお宅までお願いに行って旧市民会館で上演し、大盛況だった。あわせて山田さんが「幸福論」と題して講演した。

「力で押さえつけるべきだ」と主張する教員が多い中で「生徒たちの姿があなたたちには見えていない」と用務員の方が発言する。その役を演じたのが後に高教組の委員長をするAさんだったのではないかなど記憶がよみがえってきました。

山田太一さんが昨年11月に死去されました。その機会に、和歌山とのつながりを取材してかかれた記事でしょう。

いま、小中学校でも高校でも、忙しさに追われ、管理体制だけが強化され、子どもを中心にした教育論議をしたくてもままならないという悩みをお聞きします。そんなときにタイムリーな記事だと思いました。

 日本共産党生活相談所長 雑賀 光夫



# by kainankaisou | 2024-02-22 10:00

三角残地に補償うわづみを

三角残地に補償うわづみを  振興局交渉

2月9日、保健所の二階で振興局などとの懇談がおこなわれました。県会議員の奥村さんも参加してくれました。

小野田のソーラー発電について心配の声が上がりますが、振興局の福祉保健部は、単なる窓口なので、もうひとつかみ合いません。本庁の自然環境などの部局と直接交渉をした方がよさそうです。

岡田の新しい道路が斜めに横切るために残地が三角になる問題。残地の価値が下がる分、規定にのっとって上乗せ補償をするということですが、しっかり地主の言い分を聞いてほしいものです。また、道路で地域が分断され浸水に悪影響はないかという心配の声もありました。

東部の方から、「道路にセンターラインを引いてほしい」などの具体的な要望が持ちこまれました。こうした問題を要望できるのは、この話し合いの場が持たれる値打ちです。

「海南保健所管内で、コロナが急増しているのではないか」という質問がありました。三か所の医療機関の感染数を発表しているが、その一箇所は地域外からの受診が多いのでそうみえるが、海南海草住民で多いわけではない」という説明です。それなら、誤解を生まないような発表に変えたらいいのにね。

日本共産党生活相談所長 雑賀 光夫



# by kainankaisou | 2024-02-22 09:51

紀美野町交渉・災害問題など 

紀美野町交渉・災害問題など 

 みんなの要求実現の会

 2月2日、「みんなの要求実現の会」の紀美野町との交渉です。紀美野町のふたりの議員さん、住民の方、民商、新婦人の会の役員さんなどが参加。私も事務局の岡室さんのお手伝いで参加しました。

 紀美野町の交渉には、いつも町長さんが対応してくれます。新婦人の役員さんが「能登地震で孤立集落ができていますが、きみの町では大丈夫ですか。」と質問しました。「谷村という地域があるんですが、去年、大雪が降った時は大変だったんです。」と町長さん。そうそう、その大雪のために、この年の面談交渉は中止したのでした。

 私が県会議員だったころ、きみの町で大雨被害があってお見舞いに来たことがありました。あの時も谷村が孤立し、職員のみなさんが飲料水を担いで救援に入ったという話を当時の町長さんからお伺いしました。「電線の地中化」というのも、都市部の景観のためよりも山間の集落のためにこそ急がなくてはならないと県議会で述べたことを思い出しました。「一回一回の災害から教訓を引き出さなくてはなりません」と町長さんは語られました。

 昨年の大雨被害の問題、デマンド型タクシーやソーラー発電の問題なども話題になりました。

  日本共産党生活相談所長 雑賀 光夫



# by kainankaisou | 2024-02-08 09:24